アルツハイマーに効く貼り薬？

ある程度の年齢になると、病気は逃れられないかもしれないけど、
「どうかアルツハイマーにだけはなりませんように」と思いますよね。
自分でコントロールできないだけに厄介な病気です。
そんなアルツハイマー治療に朗報です。

アルツハイマー型認知症治療薬としては国内初となる貼り薬を
ノバルティスファーマと小野薬品工業が新発売しました。

国内のアルツハイマー型認知症治療薬は、１９９９年にエーザイの
アリセプトが発売されて以降、長い間１剤体制が続いてきました。

しかし今年の３月にはヤンセンファーマと武田薬品工業がレミニール、
６月には第一三共がメマリーを相次いで発売しましたが、どれも経口剤で
この度の張り薬を合わせるとアルツハイマーの治療薬として
４剤体制となり、患者にとっても大きく選択肢が拡大しました。

認知症の患者さんに使用するため、経口剤の場合は
「飲んだ」のか「飲んでいない」のか見守っていないと把握できない
事が起きていましたが、張り薬だと目で見て確認できることから、
介護者の服薬介助の負担が軽減される事や、患者の服薬順守や
服薬継続につながることなどを挙げています。

その上、張り薬だと皮膚から薬剤が徐々に吸収される為、
血中濃度の急激な上昇を抑える事ができ、悪心やおう吐などの
消化器症状が軽減されるといいます。

まだ、すべての患者さんに有功というわけではないのでしょうが、
少しでも効果があるのなら、画期的なことですよね。

国内初のアルツハイマー貼付剤を新発売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00000010-cbn-soci


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