タイの洪水被害で政府が行った異例の措置とは？

タイの洪水は、まだ水が引かない状況ですね。
当初は、ここまでの被害が出るとは誰も思わなかったでしょう。
自然の恐ろしさを痛感します。

そんな中、こんなニュースも。

タイの洪水被害を受けて現地で操業ができなくなった
日系企業で働くタイ人労働者を一時的に日本に受け入れる方針を
藤村修官房長官が明らかにしました。

藤村氏は「非常に異例の措置だが、単に日本企業というより、
アジア全体のサプライチェーンに大きく影響する事も考慮した」と
受け入れを決めた理由を話したそうです。

現地ですでに希望を聞いたようで、その規模については
三十数社、数千人規模になると言う見通しを示しています。
経済産業省などによると条件は在留期間６カ月に加え、
受け入れた企業が確実にタイ人従業員の帰国を約束するほか、
日本人の雇用を圧迫しない事をあげています。

自国の製品の生産効率をストップさせるわけにもいかず、
それでいて現地の労働者を上手く使っていこうとする今回の措置は、
双方にとって＋となる結果を導かないといけない為、より細かくいろんな制限や
規定を作っていって欲しいと思います。


現地従業員、日本国内就労ＯＫ　タイ洪水で政府が異例の措置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111028-00000537-san-int

とにかく、これ以上被害が拡大しないための措置をとるのが一番ですが、
こういった臨機応変な措置も必要になってくるでしょう。

タグ：タイ 洪水 日系企業 措置