流行語大賞と東日本大震災

毎年、この時期になると「今年一年を振り返る」というような
企画が行われますが・・・

今年は、「できれば振り返りたくない」ほどの年でしたよね。
この流行語大賞についても、いろいろと考えさせられます。

その年話題となった新語・流行語を決定する
『現代用語の基礎知識選2011
ユーキャン新語・流行語大賞』の候補60語が10日、
同賞事務局より発表されたそうです。

今年は東日本大震災が起こったこともあり、
「瓦礫」「がんばろう日本」「3.11」「帰宅難民」
など震災関連の言葉や「脱原発」「シーベルト」
「フクシマ50」「ホットスポット」「メルトダウン」など、
原発事故に関連した単語が多くノミネート、
ACジャパンのCMからは「こだまでしょうか」
「ぽぽぽぽーん」の2語が入った、とあります。

瓦礫、とか、３．１１とか、帰宅難民とか、
メルトダウンとか、内部被曝とか、
こんなのを大賞にしてはまずいと思います。
被災者の人たちだってこういうニュースを
目にするわけだし、あまり選んで欲しくない
というのが本音です。

『新語・流行語大賞』候補60語発表　大賞候補に「マルモリ」「なでしこ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111110-00000312-oric-ent

「事実してもありのままに受け入れる」ということも
あるのでしょうが、まだ復興もままならない今、被災地の
方だけでなく、「少しでも明るくなれるフレーズ」が求め
られていると思います。

となると、やっぱり「マルモリ」あたりになるのかな？

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